「ダメ犬グー」効果
昨日ゆずがトリミングしてもらってる間、飼い主は本屋に行きました。
家の近所にはいい本屋がないし、ゆずと一緒だと本屋にはなかなか行きにくいので、なんか久々に本屋でゆっくり過ごしたーってかんじ。
最近本は図書館かアマゾンで、本屋をぶらぶらして本と出会うなーんてことはなくなってたんですが、やっぱ本屋はいいですねー。
せっかく犬抜きで出かけたんだから、犬本はやめておこうと思ったんですが、つい犬本も買ってしまいましたよ。
あたしは字が小さくて(できれば2段組)分厚い本の物語の中にどっぷりのめり込んで本を読むのが好きで、字がおっきくて行間が空いてて薄い本ってあんまり買おうと思わないんだけど、これ以上ここでこれを立ち読みしたら、「本屋で号泣するイカレ女」になってしまう!と焦って買ったんですー。
↓その本がこれ
- 作者: ごとうやすゆき
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 文庫
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飼い主がグーと出会ってから別れるまでの日常のことが書いてあるだけの本で。笑っちゃうとこもいっぱいだし。
あたしがぐっと来たのは、グーが死んだ後もグーが居た時の習慣が抜けなかったり、グーのことをつい思い出してしまったり、グーの夢を見たりすることを「でも、それはきっといいことなんだ」と書いてあったとこです。
今まで飼ってたペットのことだけじゃなく、死んでしまった大切な人たち全てのことを思い出してしまいました。
つい思い出して寂しかったりもっとよくしてあげなかったことを後悔したり、そんなことがあたしにもあるわけですが、そういうことを「いいことなんだ」と思うことって大切だなああ、難しいけども、と思いました。
グー効果で今日はゆずと家でべったり過ごしてしまいました。ずっと床でごろごろしてましたよ。
本に書いてあるように、寄り添って来る犬ってやつは「あったかくって、重たくって」いいですね。
おかげで散歩は夜スーパー。
スーパーから出てこっそりゆずを見たら、なんか寂しそうに見えました。
それも「グー」効果。