♪うーらの畑でポチが鳴く〜♪

maki-ryu22008-01-15

今朝すごくつらいことがありまして、精神的に追いつめられました。
こういう時は1週間ぐらい家に引きこもって(仕事は行きますけどね、生活を賃労働によってささえてる身だから)どんより過ごしてゆっくり立ち直ってたんですけど、ゆずの散歩があるので今はそういう過ごし方はできません。
散歩に行かなくちゃ!
落ち込んでる時に「飼い犬1匹も幸せにしてやれない自分」という自己評価に耐えたりできませんもの。
「あたしを批難する人もいるけれど、飼い犬を幸せにしてやることはできてる」って思えないと人生がしんどすぎます。
普通に歩いて散歩に出るとトボトボ歩いてしまいそうなので、自転車に乗ってとりあえずさっそうと出かけました。
こういう時は淀川だ。
淀川を渡る橋を自転車で走るとなーんだか悪いほうにものを考えにくくなるんですよ、あたし。
今日も淀川を渡る風をきって走ったら思い詰めてたことがぼわーっと拡散していく(?)かんじが分かりました。
解決したわけでも立ち直ったわけでもないけど、「思い詰める」から「考える」に変わって行くかんじ、と説明すると伝わるかな。
橋を渡って適当に走ってたらあんまり人が居ないけど広めの公園があって、キャリーバッグから頭を出してるゆずが大興奮してきたので、自転車を止めてその公園でゆずと遊んでやりました。
公園周辺は家から自転車ですぐ行けるとこだけどほとんど歩いたことがない場所だったので、ついでに公園周辺も散策。
そしたらなんかすんごい良い場所だったんですよ、そこ。
偶然前からちょっと気になってたパン屋さんがある商店街だったんです。
  

  • (写真左)よさげな甘味どころ見つけました。
    • 和風喫茶「阿ん」
      • 外にメニューが出てて、ぜんざいの他に玄米おにぎり(隣がアニューだから?)やマンゴージュースとかもありました。ゆずと一緒なので入れませんでしたが、近いうち絶対来よう。
  • (写真中)前から名前だけ知ってて気になってたパン屋!
    • BOULANGERIE夢屋
      • 店の外観は地味で今風のおいしいパン屋さんってかんじじゃないんだけど、入ってみてびっくり、食べてみて嬉しくなってくるパン屋さんでした。こんな近所に!しかも梅田と反対方向で人ごみを気にしないで気分よく行けるとこにおいしいパン屋さん!嬉しい。通いますよ、これから。あーなんで今まで探しにきてなかったんだろう。
      • 朝からのいろいろで食事のことなんかすっかり忘れてたんだけど、夢屋でパンを買って公園に戻ってゆずと食べたら元気になりました。外気を感じるとこでおいしいものをゆっくり噛んで食べてるとへこんでた気持ちがじわっと回復していくのが分かるんだなー。そういうことをしようと思うとこまで気持ちを持って行くのが大変なわけだけども…。
  • (写真右)夢屋がある商店街(野里商店街だったかな)のアーケードを出たとこ
    • アーケードを出たあたりの街灯が昔風でちょっといいかんじだった。この街灯のかんじ一乗寺駅前っぽくないですか?ちゃんと探せば大阪でも恵文社みたいな本屋さんに出会えるんでしょうね、これから大阪をもっと知ろう。

帰り道はふと思い出した歌を歌いながら帰りました。
♪うーらの畑でポチが鳴く〜正直じいさん掘ったれば〜お〜ばんこ〜ば〜んがザークザークザックザク〜♪っつう歌*1
まあ、こういう歌をわりと大きめの声で歌いながら歩くなんて平常時のあたしならしないことなので、まだまだ朝のダメージから立ち直れたってことじゃないけども、とりあえず家から出ないで何も食べずに思い詰めて過ごしてた場合よりはるかに回復したはず。
今朝あったことは決して些細な事とは思えない。あたしにとってはものすごくしんどいことだった。
でも前に進もうと思う。誤解による逆上から出ただけのキツイ言葉を思い返し続けることや、あたしのつらさを分かってもらおうとすることや、伝わらなさについて考えることはやめようと思う。
悲しみの中に留まってちゃいけない!そこにいちゃだめだ、前に進むんだ「正直じいさん」!ゆずが一緒に歩いてくれてるからきっと歩いていけるはず。

はなさかじいさん (みんなでよもう!日本の昔話)

はなさかじいさん (みんなでよもう!日本の昔話)

*1:この歌のいいとこは「大判小判がざっくざく」という景気のよさと、自分は「正直じいさん」なんだ!と言い聞かせることができるとこですね。正直に生きることのつらさに打ちのめされている時は特に効く。