「カンナさん大成功です!」を観ました

maki-ryu22008-01-09

ゆずと散歩ばっかする人生もどうかと思い、久々に映画館で映画を観てきました。
久々なのにいきなり2本はしご。
あたしは韓国語学習者で宝塚ファンでございまして、そういう人が今時期映画館で観る映画っつうのは「カンナさん大成功です!」と「茶々」でございます、もちろん。
で、「カンナさん大成功です!」には主人公カンナさんが捨て犬をするシーンがあるんですよ。
そのシーンは映画が始まって30分程度(多分)のまだ主人公に感情移入しきれてない頃にあるので、愛犬家としては「カンナさんってのは飼い犬を夜の街に捨てるようなだめな人」だと思ってしまって、映画の意図するところから大きく離れてしまうことになりました。
鑑賞者としては不運ですね。
あたしがこんなに犬寄りの人でなく普通人ならあのシーンは「あんなに可愛がってた犬を捨てても長期入院の必要な手術をする決意をしたんだな」と読み取れたんでしょう。
愛犬家の皆さんはそこんとこ注意して「カンナさん…」を観るといいです。

「茶々」のほうには犬は全く出てきませんので、愛犬家の皆さんが注意するところは全くありません。安心してご覧下さい*1

*1:茶々の言動にちょっと馴染めないかんじがするのは茶々を演じた元宝塚のトップスターが男役だったからかしら?とかあれこれ考えないで、「ジョルジュ!ここに居たのね!」と和央ジョルジュ好きのBBドリンコート(あたくしのことです)がきゃっきゃ言ってたなあと暖かい目で観る、そして和央さんのヅカ時代の御出演作(「ホテルステラマリス」か「ネバセイグッバイ」か「ボックスマン」をお薦めいたします)の映像を観賞して茶々の転生を確認するというのがお薦め鑑賞法です。映画の最初から最後まで「茶々」の幼少期を演じた子役が和央さんにものすっごく似てることに揺り動かされ続けるってのもお薦めです。将来宝塚音楽学校に入学してくれないかしらねねーあの人とか、あたしがおハナ様なら養女にするよなああとか考え続けて、天下統一なんて全く考えない。そういうのもありですわ。