なぜドライフードをやめたか

maki-ryu22007-12-18

犬用のごはんを手作りするっていうことにいいイメージはありませんでした。
「犬の健康のためにはドライフードが一番」だと思ってたし、犬のごはんを手作りする人って、動物番組で時々とりあげられてる「デパ地下の肉屋で松坂牛を買って犬に食べさせてるマダーム」みたいな印象が強くて、あたしとは別世界の話ってかんじでした。
でも愛護団体の譲渡会でスタッフの人にいろいろ質問してた時「わたし手作り食なんですよ」とおっしゃっているのを聞いて「あれ?犬のことをこんなにちゃんと考えてる人がドライフードじゃないってことは、ドライフードが一番ってわけじゃないのかも?」と思うようにになりました。
考えてみたら「ドライフードが一番いい」ってどうして思い込んでるんだろう?コマーシャルのせい?トップブリーダーも獣医さんも推薦してるしーって資本主義社会の奴隷になってるだけなのかも?
袋の表示を見て、添加物が少ない高級ドライフードを買えばそれでいいって、ちょっとどうなのか?
もし本当に悪い添加物が一切入ってない体にいい総合栄養食だったとしても、例えば人間がその方が体にいいからってだけでカロリーメイトだけ食べて生きるとかっていいことじゃないような気がする。
ペットフードは規制がないようで、規制の厳しい人間用の食べ物だって偽装だらけなのに、規制のないペットフードが安全なわけないようにも思うしー。
コマーシャルでよく出てくる「食いつきがいい」とか「猫まっしぐら」とかも、よくよく考えたらちょっと怖くないですか?
ゆずを譲ってもらった大阪市動物管理センターでは、アイムスのドッグフードを与えてるということだったので、ゆずが来てから最初の数日はセンターの帰りに買ったアイムスの子犬用ドライフードだけをやってたんですが、上のようなことをいろいろ考えて本を読んだりネットを検索したりして1週間目ぐらいから手作り食を始めることにしました。
今はドライフードはやってなくて、3食全て手作り食です。