誕生日記念募金

昨日はゆずの誕生日でした。
誕生日と言ってもあたしにとっては大阪市動物管理センターの譲渡会でゆずをもらった時、ゆずと一緒に渡された紙に「2007年8月25日生まれ」と書いてあったので知っている、という程度で何の思い出もない日。
ゆずにとったらどんな日なんでしょうね？生まれた日はどんな日だったんでしょうか？
ゆずは生まれたことを祝福されたのかな？
ゆずを大阪市動物管理センターに持ち込んだ人はゆずの母犬の飼い主さんだそうです。
ゆずの母犬の飼い主さんがどういうふうにゆずを持ち込んだのか知りたくて、大阪市の犬の引き取り申請について調べてみたら以下のように書いてありました。

飼い犬が飼えなくなり、引取りを希望するとき。
引き取り日・時間等については、事前に管轄する保健所までお問い合わせください。
飼い犬が飼えなくなり、引取りを希望するとき。

• 犬引取申請書
• 所有権放棄届
• 手数料
  • 生後91日以上の場合　1匹につき1,400円（現金）
  • 生後91日未満の場合　10匹（10匹に満たない端数は10匹とする。）につき1,400円（現金）

（大阪府のHPより　http://www.pref.osaka.jp/annai/menkyo/detail.php?recid=162）

ゆずの母犬の飼い主さんがゆずたち兄妹をまとめて1400円を払って動物管理センターに持ち込んだってことですね*1。
大阪市動物管理センターに持ち込まれた犬は幼い犬ならかなりの高確率で貰い手があるようですから、ゆずを持ち込んだ人はゆずを見殺しにするつもりで動物管理センターに連れて行ったわけではないでしょう。
動物管理センターの職員さんたちも優しい人たちばかりだったし、設備も立派でした。
ペットショップに「納品」される仔犬たちは母犬と生後1ヶ月程度で離されて、輸送されて、ショーケースの中で過ごすそうですから、それと比べると母犬と2ヶ月一緒に居られて、動物管理センターで兄妹と一緒に遊んで、職員の人にお世話してもらいながら譲渡会まで過ごせたゆずの幼少期はかなり幸福だったと言えるのではないかな。
ゆずは望まれて生まれてきたわけじゃないけど、幸運で幸せだったということになりますかね。
ゆずの母犬の飼い主さんが大阪市動物管理センターを知ってくれててホントにラッキーだったと思います。
で、そんなゆずの誕生日。
記念に何かしてやりたいけど、ゆずは必要なものは揃っている（贅沢なものは買ってやってないけど）ので特別なプレゼントは要らないだろうと思い、記念になることをしてやろうと考えました。
あたしの思いついた記念になることは募金です。
犬の愛護団体にゆず名義で寄付をすることにしたんですよ。
愛護団体には詳しくなく今んとこおつきあいのある団体もないので、関西にあって、ブログで活動の様子がある程度分かっているとこにしようと思い、「Wan life」さんに決めました*2。
1歳の記念なのでとりあえず千円。少額で恥ずかしいですが…。
来年2歳のお誕生日には2千円募金、というプランです。
同じ団体に2千円にするのか、2団体にするのかはまだ決めてません。
ゆずが元気で高額の治療費が必要になったりしない限りは毎年年齢×千円の誕生日募金ができるはずなので、誕生日記念にはぴったりじゃないでしょうか？
「愛犬の誕生日に何してやるか決めてないわ〜」と迷ってる方、記念募金お薦めですよ。
振り込み用紙の愛犬の名前を見るとちょいにやけます。
今年は思いつくのが一日遅くて8/26に振り込みになってしまいましたが、来年はちゃんと誕生日の日付の入ったゆず名義の振り込み用紙にしてやろうと思っております。
↓これから郵便局に募金に出かけるとこ。玄関でマテをさせられ中。

*1:あたしがゆずを譲ってもらった日は11月28でした。動物管理センターに持ち込まれてから1ヶ月ぐらい経っていると聞いた（と思う。うろ覚え）ので、生後2ヶ月ぐらいで手放されたのかな。

*2:ペットブームで犬用の贅沢品が溢れているような世の中ですが、恵まれたペットばかりではなく、捨てられ、殺処分になる犬や猫も多いんです。あたしが今特に気になっているのはブリーダーの放棄犬。ゲージの中に入れられっぱなしで散歩もさせてもらえず、出産を繰り返させられた上に仔犬を産めなくなったら捨てられる母犬が数多く居るそうなんです。ペットショップに並ぶ可愛い仔犬たちがどこから来たのか想像力を働かせればある程度は分かることですが、使い捨てにされることまではなかなか想像できませんよね…。そういうブリーダーの放棄犬を助けている愛護団体の力になりたい、いつかは直接活動に参加もしたい、と思っています。