伏見稲荷@京都市

maki-ryu22008-03-02

明日は手術なので、ご利益狙いで伏見稲荷に行ってきました。
手術成功祈願に伏見稲荷っつうのはしっくり来ないですけど、電車に乗る時間と乗り換え回数の少なさ、混雑具合、ラフな斜面があるかどうか、などの条件から考えると今日は伏見稲荷がいいのでは?と思って行き先を決めました。
手術成功は祈願しなくても当然成功するんだから…(弱気になってるため語尾弱め)。
まだ寒い時期とはいえ、京都観光名所の人出のひどさはあなどれないので、花の名所でもなんでもない伏見稲荷を選んで朝早めに出たのに千本鳥居はひっきりなしに人が行き交っており、やっぱ平日に来るべきだったよねええと思いましたが、その人出も上に登っていくに連れて減っていって、他の人の気配がないとこにゆずと一緒に立ち止まって山の風が木をざわざわさせる音を聞いて頭がしーんとしてくるような感覚が味わえてよかったです。
ゆずは行き交う人に「ちいさいのに自分で歩いて登ってきたんか、えらいなああ」とか「おまいりか。えらいなああ」とたくさんほめられて、しっぽをぶんぶん、後ろ脚で立ち上がってぴょんぴょん、手をぺろぺろと愛想良く交流していました。
山から下りたら昼過ぎで、駅からの道は団体旅行の人も増えてすっごい人になってました。
やっぱ京都の観光名所はあなどれないですね。
伏見稲荷といえばお決まりはすずめですが、手術前に殺生はあかんやろということで玉こんを食べて(なんで京都で山形名物?)、駅前の和菓子屋ででっち羊羹を買って帰宅。

↑稲荷といえば狐(つーかお稲荷さんのお使いですね)ですから、狐っぽいものがすごくたくさんあるんですけど、一番かっこいいなあと思ったのはこれ。動きがあるかんじがすてき。

↑千本鳥居の道をはずれるとゆずの好きなラフな雑木林がひろがっています。千本鳥居を遠目に見てそれをガイドにずっと雑木林を歩きたいんだけど、山道で路に迷いそうでびびってしまいすぐ鳥居の道に戻ってました。方位磁石とか持ってくればいいのか?

↑靭公園の斜面の落ち葉はすっかり掃除されてなくなってますが、ここは落ち葉がたくさん残ってるので、落ち葉をかさかさいわせて走り回るのが大好きなゆずは大喜び。観光名所でも自然のままにしてある雑なかんじの場所がふんだんにあるのが京都のいいとこだなあと思う。

  • 伏見稲荷の不思議
    • 沿道にお供えを売ってる店がたくさんあるので、何を売ってるのか見てみると、干菓子とかろうそくとか日本酒のミニボトル*1とかに混じって永谷園のお茶漬けのりがありました。なんで?お稲荷さんはお茶漬けが好きなのか?それともパッケージの配色が歌舞伎っぽくて朱塗りに似合うからか?神道に無縁なあたしにはまるで分かりませんでした。

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*1:全国の日本酒のミニボトルのほとんどがここに集まってるんじゃないか?と思うぐらいの数のミニボトルがありました。最近流行のファンシーデザインのワンカップ日本酒とかじゃなく、一升瓶のミニチュアばかりなとこにこだわりを感じました。