姉様キングス「ホワイトフェイスクリスマス」@繁昌亭




姉キン結成10周年記念公演(?)。
毎年やってる(よね?)クリスマスイブを独りさびしく過ごす人民を
男日照り(自己申告)の姉様キングスのお二人が救済するイベント。


今年はカムローズ(姉キンの妹分・多芸な20代)とスリーゴールドさん(三金さん)もご出演でした。


今年はなぜかのりP押しで、のりPネタが多くてあたし的にはあんまり笑えなかった*1んですが。


ジャクリーヌさんのサントワマミーの替え歌「Hépatite B」で一気にテンションが上がりました。
ハッテン場での判断ミスからB型肝炎になってしまって入院した経験をシャンソンに昇華したもので。


扇町公園〜北欧館〜♪とビブラートがかった声で歌うジャクリーヌさんのゴージャスな歯紅を見ていると
ものすごい感動が押し寄せてきて、
ジャクリーヌさんが肝炎を克服して今ここにいてくれる幸せをかみ締めました。


この先どんな馬鹿な失敗をして、人に言うのもかっこ悪いし、つらいし、もう泣きたい!という気持ちになっても、
「Hépatite B」を思い出せば乗り切れると思います。


たいていの人は反省しすぎるかしなさすぎるかだし。
深刻な結果になった失敗を笑える話にして、人に話すことができる人はなかなか居ません。



自己嫌悪に陥ることなく、過不足なく反省する、
そして自分をセンスよくおちょくる、それが大切よ。と思いました。



三金さんの自虐デブネタも相変わらず冴え渡ってました。
ニクの日、お稽古サボって「デブサミット」を見に行くべきかもしれませんな。


三金さんのブログ→http://ameblo.jp/katsurasankin/

*1:笑えなかったのには他にも理由がありました。それは隣の席のお笑いハードルの低さ…。どんなネタにも食いついて笑う!かっけの検査みたいなかんじで笑う。どんなことでも頭の上で拍手するぐらいの大うけ。そんな同年代の地味目女子と隣の席になってみなさい、出かけた笑いもひっこみますわよ。しかし「愛あればこそ」の替え歌をぺらっぺらのベルばら衣装でシャウトする姉キンは壮絶で笑えた。あれは続けてほしいですわ。