「ME AND MY GIRL＠95年月組版」＠タカラヅカスカイステージ
というわけで、今日うっかり全編通して見てしまったのは「ME AND MY GIRL＠95年月組版」。
一般の方に分かるように言うと、「宝塚歌劇団時代に天海祐希が主演をやったミーアンドマイガール」です。
天海祐希さんは宝塚的に言うと「異例の大抜擢」の人で、宝塚の主演男役としてはありえない若さなので、
「つなたいなああ〜」と思ってしまう部分もあるにはあるんですが。
「ランベスウオーク！」前のマリアとのやりとり場面なんか見惚れるかっこよさで。
若い子に翻弄される気分満喫です。
相手役の麻乃佳世ちゃんもすごくいいんだわ〜。
史上最高に泣かせる「顎で受け止めて」ですし！
天海さんとの並びがすっごい身長差っつうか体格差っつうか、同世代の女カテゴリではないかんじの体つきの違いがすごく今風の「男女」じゃなく見えていいかんじ。
「男がのっぽで女が小柄だった、そういう一昔前のおとぎばなし」ってかんじが出ますわ。
男役がやる女役として有名なジャッキーを、真琴つばささんがやってるのもいいです。
いかにも「男役がやってる〜！」ってかんじがいい。
邦なつきさん（マリア）もいいです。
この邦さんって、かつらのせいかミア・ファロー激似じゃない？
出雲マリアより好きかも？出雲主義のあたしも揺れる、そんな邦マリアです。
そして！あたし史上ベストタカラジェンヌの姿月あさとさんがジェラルドなのが、すばらしい。
姿月さんが何を演じてる映像を見ようが、即機嫌がよくなり、ニッコニコで見惚れるあたしですが、
姿月ジェラルドは特にいいですねええ。
出てくるだけで心が軽やかになるかんじです。
舞台の姿月さんには「悪い気をけちらす力」みたいなもんが宿ってるわ、絶対。
あの笑顔なのか、よく響く声なのか、全てなのか、分からないけど、絶対何かの力があると思う。
軽いウツ、ぐらいなら、姿月さんの舞台映像を見るだけで治るかもですわよ。
何度も見てるのに、イチイチ泣かされたり、イチイチ「キャーすてき〜」となったり。
現役スター（ゆーひさんとか）の超若手時代の姿を探しまくったり。
なんか忙しかったです。
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