宝塚歌劇団星組「太王四神記 Ver.II」@宝塚大劇場
星組は前回の公演でトップコンビと3番手男役(だよね?)が退団して、
新トップは全組中で一番キャリアが浅く、2番手は他の組から移動してきたばっかの今まで2番手経験無しの人、
という「ちょっとぉ大丈夫なの?」という新体制。
さらにその新2番手が直前に骨折して休演しかかってたという悪い条件もあって、
いくらベテラン組長(英真組長大好き!)でも大変よなあああ〜とますます心配になっておりました。
でも!今日観劇してみてびっくり!
なんかすごい安定してました。
「太王四神記」って演目の力かもしれないけど*1、新体制お披露目とはとても思えないバランスのよさ、安定ぐあいでした。
ハラハラと観劇するってとこはほとんどなく、ゆだねきってうっとり。
あ〜宝塚ってやっぱいいわ〜とほげ〜と観劇いたしました。
- うっとりメモ
- ベリーダンスブログ的な感想は、女子の衣装のほとんどはベリーダンスの衣装に使えるなあ〜と思ったってことですかね。赤い巫女の衣装も、宮廷ダンサーズの衣装もすごく使えるかんじの衣装でした。ブラトップ衣装ばかりじゃなくああいうのもいいですよね〜。袖がひらひらで長いの、いつか試してみたいものです。
- 新男役トップ柚希礼音さんはダンス能力の高さと健康優良児的なかんじがよくて今までも好きだった人。宝塚ってとこはトップスターになると役の自由度が下がるので2番手時代に輝いてた人がトップになるとつまらないかんじになってしまうことが多いように思うんだけど、前トップとーこちゃんと新トップ礼音さんは別!トップになってもわくわくが続くかんじでした。「え?今の何?何がおこったの?」と思わず二度見してしまうダイナミックな体の動きも健在!体の動きにいちいち魅力がある!そして本当に「男らしい」んだわ、舞台の礼音さんは!
- 新娘役トップ夢咲ねねちゃんもすごくよかったです。「大坂侍」の時「あ!好きなタイプの娘役ちゃんだ!」と思って以来のかんじよさが続いてるかんじです。前回花組で同じキハ役をやった桜乃さんのほうが巫女度は上(桜乃さんって神がかりとか巫女とかすごく似合うよね)だと思ったけども、巫女以外の部分では夢咲キハのほうが好きだったな。
- 凰稀かなめちゃんはすっかりお元気そうで、怪我のことは気になりませんでした。柚希さんとの並びはホントに合ってて、「新トップコンビとかなめちゃん2番手の3人」でこれからたくさんいろんな作品が見られるってのが楽しみでしょうがないかんじ。芝居が終わって2番手スターが下手からせリ上がって銀橋を主題歌を歌いながら歩くっていうお約束シーンだけが若干役不足なかんじに見えましたが、それ以外は「あら?この人こんなにすごい人でしたっけ?」と見直すかんじのすばらしさ。翻弄されまくりました。スカステでねねちゃんが「嫁ぐしかないか」と言ってたことが分かった!芝居中何度も「嫁ぐしかない(笑)」と思いましたわ。それぐらいかっこよかったです。
きりがないので、とりあえずトップコンビと2番手のことだけにしときます。
明日もあさっても毎日これを観たい。
そういう心境です。
↓上手からぐわっと登場して踊る礼音さんの吸引力にやられまくった作品「シークレットハンター」。感極まったヅカ友が必ず発する「恐ろしいこ…」発言が聞けました。
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↓ねねちゃんと言えばこれ。
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