しずくちゃんの幼少ルドルフかわい〜

maki-ryu22009-06-12

宝塚大劇場に行ってきました。エリザベートです。
いつもの宝塚感覚なら、当日思いつきで行っても平日で特別な日(楽とかさ)じゃないなら絶対好きな席種が選べて(もちろんSSは無いし、見やすい席は残ってないけど)、
余裕で見られるけど、エリザとベルばらは別ですね。
うっかり忘れてチケットの段取りを忘れてました。


それでも開演2時間前に着いたらどうにかなるんじゃないの?と思ってたんですが〜。
開演2時間前到着でも、席はもう残ってなくて、立ち見席の販売のみ。
しかも整理券番号60でしたよ…。*1
最近立ち見席の販売システムが変わったので、この立ち見は正味の立ち見、つまり完全満席の証です。
えらいことになってますね、エリザ。


立ち見経験は3度目ですが、今回が一番楽でした。
宙から貸し出してる(宙担当っぽい気分があるので、どうしてもそんなかんじになりますね)凪七さんが心配で足の疲れどころじゃなかったって理由もあるにはあるけど、
しんどくなかった理由の大半は最近のトレーニングのせいでしょうねええ。
立ち見が楽にできるようになった!
ビバ!トレーニング!ですわ。


●踊り子ブログ的月組エリザ感想●

  • ♪そしてスペシャルはマデレーネ!♪
    • マダムヴォルフのコレクション!の場面。今までならトリちゃんとサカナちゃんのあでやかな登場とか、ヴォルフたんの歌唱力とか、マデレーネたんの色っぽさとかに翻弄されまくる場面でしたが。今回マデレーネたんの振り付けにいちいち感動。あたしがバレエのクラスでまるっきりちゃんとできないパッセがいともたやすく行われてるではないか!もちろんもっと高度な動きもばんばんやられてるわけですが、今一番の課題がパッセなので、がーんとなりました。*2
  • ♪お体にさわる〜♪
    • エリザベートがダイエットのしすぎで倒れる場面。あのシーンで着てる体操着、歴代エリザであれが似合った人は居ない。誰が着てもおかしい服だと思ってたけど、凪七エリザは着こなしてた。手足が長いって素敵。若いって素敵ね。
    • 医者に変装したトートがブラウスのリボンをほどくとこがものすごーくセクシーに見えたのは凪七さんがあれを着こなしてたからこそ!よ、と思いました。もちろん「ダル湖」経験者である瀬奈力も大きいんだろうけど。
  • ♪冷酷に〜冷静に〜♪
    • 大好きな城咲あいちゃん。今回はゾフィーなので、あたしの大好き部分であるしなやかな動きが堪能できるのはフィナーレのみ!フィナーレでがん見しました。っつうか目が自然にあいあいに釘付けになりましたよ。あ〜、あんなふうに踊れたら!
  • ♪闇がひろ〜が〜る♪
    • 今日は明日海ルドルフでした。やっぱルドルフはきれいな人がいいわねえ*3。DVDで繰り返し見てるのが朝海ルドルフなので、もうちょっと踊れてほしい!と思ったけども、きれいだから許せてしまう。お疲れのせいか声がちょいかすれてて、しかもかすれ具合とかすれ加減がお父様(霧矢さん)とまるっきり同じ(霧矢さんもちょっとかすれてましたので)ってとこにDNAを感じさせるっつう芸の力をかんじました(って絶対わざとじゃないとは思うが…)。
  • ♪心〜優しい〜エリザベート〜♪
    • 一番楽しみにしてたと言ってもいいぐらいの霧矢フランツ。霧矢さんぐらい「陛下」が似合う人も居ないのでは?悪い夢を見てぐったりしてる時に霧矢さんに「大丈夫?」と聞かれ、「陛下!」と駆け寄るのってどんなに素敵かしら?「陛下」が似合う秘訣はやっぱ姿勢のよさと安定感かしら?
    • 若いヒゲの無い頃の殿下もいいけど、やっぱ霧矢フランツはヒゲが素敵。あの細めのヒゲ、たまらん。越リュウエリザベートのパパ役)さんのヒゲもたまらんけど、やっぱ霧矢ヒゲ!今回ルキーニが小顔すぎていまいちヒゲの納まりが悪い*4ので、ヒゲ祭り主役は霧矢さんと越リュウさんと星条海斗さんなのだ。
    • 霧矢さんの魅力は殿下っぽさとヒゲだけではない。フィナーレで「キラキラ軍服につけまつげに赤い口紅」という宝塚でしかあり得ないスタイルで銀橋に登場した時の輝きこそが最大の魅力。あの扮装でどどーんと登場ばーんと歌ってにこやかに走り去る。あれを見る時、あ〜宝塚だわ〜と思う。有無を言わさずそう思わせてくれる人、それが霧矢さまでございます。あ〜素敵。あんなふうに歌って踊れたら!
  • ♪パパみたいに〜なり〜たい〜♪
    • 凪七ちゃんは案外はまって見えました。エリザは圧倒的な美しさが必要だからなああ…と思ってましたが、圧倒的な細さで代用可能のようです。最近「ネバセイ」のDVDを見返してまして、冒頭花總まり様と凪七さんが2人で登場する導入場面があるんですが、「この子がエリザ!つまりこの場面2人エリザか!」と思ってますます動揺してたんですが。圧倒的な孤独を感じさせないすんなりまともそうなエリザもありなんだなってかんじでした。凪七エリザが健全なせいか、瀬奈トートが素敵ではあるけど根っから耽美っぽさに欠けるせいか、霧矢フランツがマザコンじゃなさげなせいか、今回のエリザは案外三角関係が成立してるように見えたなあ。
  • ♪踊るなら〜俺と踊るんだ〜♪
    • 瀬奈さんってあたしにとっては耽美のかけらもないかんじの人だから、瀬奈トート?え〜?ってかんじ。エリザの配役で一番似合うのはエリザのパパとかでは?って気がしてしまう人なんだけども。耽美世界の住人じゃないからこその生っぽさがよかったかも。耽美じゃないけど、美しさはすごくて、椅子で登場のシーンとかホント素敵だった。
    • 何度も書くけど、「ダル湖」経験者って強みよね。いちいちエロい。まいりました。


あら〜?踊り子視点からだけの感想を書くはずが、いつのまにかこんなことまで…。
ええかげんにしときます。
続きは別ブログで。


↓あたしのベストトート、ベストエリザ、ベストルドルフ、宙組版。単に3人のファンってだけかもだけど。
[rakuten:s-premium:10034550:detail]


↓あたしのベストルキーニ。霧矢ヒゲ堪能よ〜ん。
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↓ベストゾフィー(いや出雲ゾフィーも大好きだけど)。ベストフランツ。
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↓ぜったいはまる、このDVD。必見。
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花總まり様と凪七瑠海ちゃんの並びが冒頭場面で見られる。つまり2人エリザですよ。貴重。作品自体もすごいオススメ。小池先生だし、エリザファンなら必見。
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*1:60ってのはぎりぎり手すりにありつけるかどうかの瀬戸際ライン。手すりが確保できるかどうかってのが立ち見の明暗の分かれるラインですよね。

*2:ちなみに歴代のマデレーネで好きなのは城咲あいちゃん(今公演でゾフィー役)と愛原実花ちゃん(現雪組トップ娘役)。苦手だったのは夏河ゆら姉さんのマデレーネ。マデレーネ役は脚の形と長さが重要だなあと思いますわ。ゆら姉さんは鍛え抜かれたいい脚だけどマデレーネの脚じゃなかった…。

*3:しかしで書き始めるのもおかしいけど。しかし!青樹泉ってこんなかっこよかったっけ?青樹さんめちゃかっこよかったですよ、立ち姿の綺麗さ!顔だってなんかいつもよりハンサム顔でした。案外いけるかもよ、青樹ルドルフ。見たかったな。

*4:ヒゲが似合わないなりによくやってましたよ。龍ルキーニ。本日の「ハトが出ますよ」は客席に来られてた「初代マリー・アントワネット様(初風諄さんご観劇でした)」いじり。「ゾフィーの顔はしないでくださいね」とか言ってました。うまい。